【未経験】40代の介護職への転職がおすすめな5つの理由を徹底解説!

「40代で未経験だけど、介護職に転職したい!」

そのように考え、介護職への転職を目指す人は多いです。また、40代で未経験でも実際に介護業界で働き始める人もいます。

実は、介護職の転職は、他の職種に比べ転職がしやすく、また、その他にもメリットはたくさんあります。この記事では、40代の介護職がおすすめな5つの理由と福祉業界に特化した転職サイトを紹介いたします。

【執筆】笹本 美結

就労移行支援事業所ルーツ横浜関内にて、支援員として働いています。支援員の立場から、福祉業界の説明やお役立ち情報を発信していきます。

【監修】當間忠行

就労移行支援事業所ルーツ横浜関内にて、サービス管理責任者として働いています。介護職には7年半携わり、介護福祉士の資格も取得しています。

40代未経験でも介護職に転職できるのか

40代から転職する人は多い

40代での転職となると、年齢が気になる方が多いですよね。ですが、介護職は40代から転職をする人は多いです。

介護労働安定センターの調査では、介護職で働く人のたちの24%が40代というデータが出ています。これは、全体の1/4が40代ということであり、介護職の現場で活躍する40代の方は多くいらっしゃいます。

40代になってから、未経験だが介護に転職したという人も多いです。

介護は人手不足の業界

介護職は人手が足りていないので、転職をしやすいとされています。少子高齢化社会が進んでいる日本では、介護業界の需要は年々高まってきています。

2020年9月時点での有効求人倍率は、全体だと1.03倍なのに比べ、介護職は3.82倍と高い水準を誇っています。介護職はコロナ禍の中でも売り手市場が続いているため、40代でも転職できるチャンスがあります。

有効求人倍率とは

求職者ひとりに対して何件の求人があるかを示す数値で、「就職のしやすさ」の目安になる指標です。手が足りず、多くの企業が積極的に求人募集をしているときは、有効求人倍率は1を上回ることになり、数値が大きいほど「就職しやすい」傾向にあることを意味します。

40代の介護職への転職がおすすめな5つの理由

40代からキャリアアップを目指せる

介護職では、40代からでもキャリアアップを目指すことができます。

介護職で働き、キャリアアップを目指すなら、介護施設で3年以上の実務経験をつみ、「介護福祉士」の資格をとることがおすすめです。

介護福祉士は、介護施設で3年以上の実務経験をつみ、実務者研修を修了した段階で取得できる国家資格です。試験は年に1回、1月に行われます。

資格取得後は、相談員や訪問介護にシフトチェンジしたり、ケアマネージャー、管理職を目指したりと、様々なキャリアプランを描くことができます。また、介護福祉士をとることで、サービス提供責任者という役職につけたり、サービス管理責任者の資格取得を目指すことができます。

サービス管理責任者の資格を取得することで、就労移行支援や就労継続支援A型・B型などの障害者福祉の仕事へキャリアチェンジすることも可能です。

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【サービス提供責任者】

訪問介護サービスの分野で活躍している職種です。具体的には、居宅介護など訪問系のサービス提供を担当します。
居宅介護(ホームヘルプ)、重度訪問介護などで活躍することが可能です。

【サービス管理責任者】

サービス管理責任者とは、障害者支援施設や就労支援施設などで提供されるサービスについて、サービス全体を通してトータルサポートを行う職種です。

(サービス管理責任者とサービス管理責任者、管理者の違い|LITALICOキャリア)

就職先が多く、転職がしやすい

近年は特に、新型コロナウィルスの影響もあり、就職や転職がしにくくなっているとされています。

ですが、先ほどもお伝えした通り、日本の少子高齢化は年々進み、介護は常に人手不足の業界です。そのため、他の業界や職種に比べると比較的転職がしやすいです。

また、介護施設といっても、介護施設には様々な種類があります。そのため、就職先も多くなっています。

働き方を選べる

一言で「介護施設」といっても、介護施設には様々な種類があります。

特別養護老人ホームや有料老人ホーム、グループホームなどの入所型の施設から、デイサービスなどの通所型、訪問介護などの訪問型など様々な施設があります。

介護施設によっては、日勤のみであったり、反対に夜勤のみで働くとったような働き方も可能です。

時短勤務なども可能ですので、自身の生活にあった働き方で働くようにしましょう。

景気に左右されず、安定した収入

介護業界は、税金や介護保険料を財源として経営するため、「景気に左右されにくく、不況に強い仕事」とされています。

また、令和元年版高齢社会白書では、「令和18年には3人に1人・令和47年には2.6人に1人が65歳以上の時代が来る」としており、介護サービス利用者がいなくなる確率は限りなく低いです。

そのため、常に仕事があり、安定した収入を得ることができます。

両親や家族の介護に活かせる

介護職は、経験する人の多い親の介護にも役立ちます。

自身の介護スキルを活かせることもそうですが、介護業界で働いていく中で、利用できる介護制度の知識を得ることができます。

また、仕事を通じて排泄の処理や、入浴、また認知症の利用者に対する声のかけ方などのスキルを身に着けることができるため、もし自分の両親や家族に介護が必要になった時に、介護職のスキルを活かすことができます。

気になる年齢、介護職は40代でも若手って本当?

介護士の平均年齢と労働状況

介護職で働く人の平均年齢は以下のようになっています。

  割合 平均年齢
男性 20.5% 46.9歳
女性 71.2%

(令和元年度「介護労働実態調査」|介護労働安定センターより)

介護業界は、比較的女性が多い業界です。

平均年齢は、46.9歳となっています。平均年齢は40代となっていますが、50代、60代でも介護業界で活躍されている方は多いです。

年齢別の割合は以下の通りです。

20歳未満 20歳代 30歳代 40歳代 50歳代 60歳以上
0.3% 7.3% 16.3% 24.1% 23.0% 22.4%

(令和元年度「介護労働実態調査」|介護労働安定センターより)

【介護】おすすめ転職サイトまとめ

ここでは、口コミを徹底比較し、厳選したおすすめの転職サイトを5つご紹介します。

転職サイトは、その業界に特化したサイトから全職種を網羅しているサイトまで多種多様です。転職サイトに登録をする上で、以下の3つのポイントを大切にする様にしましょう。

✔︎ サイトページは見やすいか、求人は検索しやすいか

✔︎ 給与や勤務時間、待遇などが丁寧に記載されているか

✔︎ 求人の数は十分か

また、転職サイトによっては求人の内容やサポートの仕方が異なるので、様々な転職サイトに登録をする様にしましょう。

ジョブメドレー

公開求人数 72,552件(2021年2月|介護職・ヘルパー)
対応職種 介護職/ヘルパー、生活相談員、ケアマネージャー
介護タクシー/ドライバー、看護師、保育士など
圧倒的な求人数

ジョブメドレーの強みはなんと言っても求人数です。ジョブメドレーは介護職だけでなく、医療や看護、保育の求人も掲載しており、求人数は40万件に上ります。(2021年2月時点)

また、条件を絞る求人検索の機能も充実しており、使いやすいという点も強みです。

充実したスカウト機能

ジョブメドレーは、企業側から直接面接の連絡が来るスカウト機能があります。

ジョブメドレーはスカウト機能が充実しており、「スカウトの数が多い」という口コミもよく見かけます。スカウトが来ると、すぐ面談の日程を調整でき、そのまま採用になるケースもあり、ユーザーの満足度も高いサービスになっています。

【ジョブメドレー】の詳細はこちらから
※公式HPへ飛びます

ケアジョブ

公開求人数 65,334件(2021年2月)
対応職種 介護職、ヘルパー、ケアマネージャー、生活相談員、機能訓練指導員
作業療法士(OT)、理学療法士 (PT)、言語聴覚士(ST) など
手厚いキャリアカウンセリング

ケアジョブでは、介護業界に詳しいキャリアアドバイザーによるカウンセリングを受けることができます。

そのため、未経験からの介護職への転職でも柔軟に対応をしてもらうことができ、その人にあったキャリアプランなどを提案してくれます。また、希望にあった求人の紹介も受けることができます。

求人取り扱い地域が幅広い

ケアジョブは、求人の取り扱い地域が幅広いのも強みの一つです。

東京などの首都圏ではない、地方の求人も数多く取り扱っています。地方在住の方や、これから地方への引越しを考えている方でも、転職先候補を数多く見つけることができます。

【ケアジョブ】の詳細はこちらから
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リッチマン介護

公開求人数 非公開
対応職種 介護職、ヘルパー、ケアマネージャーなど
高待遇・高収入な求人が多い

介護職というと、「給料が低い」という印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか?

リッチマン介護では、高待遇・高収入の求人を数多く取り揃えています。月収40万円以上などの条件の良い求人も見つけることができます。

リッチマン介護を利用し、就職をした方の中の多くは年収アップをすることができています。

手厚い面接サポート

リッチマン介護は、面接のサポートが手厚いです。例えば、面接に向かうときの交通費を負担してくれたり、面接に同行をしてくれることもあります。

介護職に初めて転職をするとなると、面接に不安を抱える方も多いのではないかと思います。面接が不安な場合はスタッフが同行しサポートをしてくれるため、初めての転職でも安心して面接をすることができます。

【リッチマン介護】の詳細はこちらから
※公式HPへ飛びます

ファーストナビ介護

公開求人数 20,000件以上(2021年2月)
対応職種 介護職、ヘルパー、ケアマネージャー、看護師など
詳細な求人情報

ファーストナビ介護では、実際に在籍している職員や過去に在籍していた職員にもヒアリングをしています。

そのため、「施設長の人柄」や「職場の雰囲気」などの情報まで詳しく知ることができます。一般の求人では分からない内部の事情もわかるので、入社してからのギャップも少なくすることができます。

介護業界専門のエージェント

ファーストナビ介護のエージェントは、介護業界専門のエージェントが担当をしてくれます。

エージェントが介護業界に精通しているため、自分の希望条件にあった求人の提案を多数うけることができます。また、自分からは聞きにくい質問などもエージェントがやりとりや交渉をしてくれるので、安心して就職活動をすることができます。

【ファーストナビ介護】の詳細はこちらから
※公式HPへ飛びます

最後に

いかがでしたでしょうか。

介護職は、40代で未経験でも転職がしやすく、おすすめの職種となっています。また、「景気に左右されにくく、不況に強い仕事」であるため、コロナ禍でも安心して働くことができます。

介護職に興味のある方は、転職サイトに登録をし、求人を見てみたり、エージェントに登録をしたりしてみましょう。